オリ下げ【2年目社員の本みりん企画製造レポート】

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こんにちは!醸造課の阿部です。

 

前回のレポートで紹介した「オリ下げ」

およそ1ヶ月の工程が無事終わりました😊

 

タンクの中はみりんのきれいな上澄みと、雑味や濁り等の原因となる滓(おり)の沈殿とに分かれています。ちょうどこのビンの中身のような状態になっているというわけですね。

 


 

さて、今回は

このきれいな上澄み部分と滓(オリ)の沈殿部分とに分ける

「上澄み引き」

 

という作業についてご紹介します!

 

 

写真のようにタンクの下には二つの口がついています。

滓(おり)はタンクの底に沈殿しているので、

上の口からは上澄みのみりんが、下の口からは滓が出てくるという仕組みになっているんです。

では早速分けてみましょう!

 

 

ホースを繋いで、上の口から慎重に送っていくと

写真のような透きとおったみりんが出てきます。

きれいですね!☺

 

 

底に残った滓は下の口から取り出して別の容器に移します。

オリ下げするのに炭素を使用するため、

滓は真っ黒な見た目をしています。

 

 

ここまで来るとほとんど完成です👌🏻

後は仕上げのろ過と火入れを残すのみですね。

とっても良いものができそうでたのしみです。

 

 


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→近日公開

二十四節気【みりん通販なら九重味淋】

本日2月4日より始まる二十四節気は「立春(りっしゅん)」です。

立春とは、初めて春の兆しが現れてくるころのこと。

この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が春一番です。

この時期の旬な野菜を紹介します。

「蕗の薹(ふきのとう)」です。

雪解けの土の中から顔をのぞかせる蕗の薹は、

春一番の山菜です。

若芽に蓄えられたエネルギーが、独特の苦みとなり、

冬の間にこわばった体をめざめさせ、

新陳代謝を促します。

つぼみが固く、葉が開いていないのを選ぶのがコツです。

先日、愛知県でも雪が降り、電車も停まったりして大変でした。
(急激に冷えたためと言っていました。)

あまり雪が降ることがないので積もるのはうれしいのですが、

どう対処してよいのか困ってしまいました。

また、インフルエンザも流行しており、

統計をとりはじめた1999年以降、1医療機関の患者数が

過去最多を更新したとか。

予防はされているとは思いますが、

外出時のマスク、手洗い、うがいは忘れずにしましょう。

 

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