みなさんこんにちは!
ここりんの仲間たち、にんじんさんです(*^▽^*)
ベジタブル&フルーツマイスターでもあるにんじんさんより
「お野菜パワーをもっと知ってみりん!」をお伝えしますね!
さて、みなさん最近の体調はいかがでしょうか?
「春のカラダは風のように・・」
なんて風情のあるコトバのように聞こえると思いますが
これは春のカラダの状態のことを表現しています。
ここ数年、にんじんさんも春は少々苦手・・
その原因は「風」によるカラダへの影響です。
春一番=風は、ユラユラ揺れてつかみどころのない不調を
わたしたちのカラダにもたらします。
たとえば、風邪、風疹、インフルエンザ、イライラ、ふらふら、頭痛、
不眠、鬱、花粉症・・など様々です。
木の芽時症状とも言われますね。
風邪(カゼ)、風疹(フウシン)なんて、「風」という字が使われています。
これらの症状はすべて「風」が「肝臓」を攻撃しているから。
わたしたちの五臓の中で肝臓は風をもっとも嫌います。
肝臓の働きといえば、消化器系(脾胃)に対して
アクセルとブレーキをかけながら
消化を正常に行うための運転をしていますが、
風に攻撃されて正常運転できなくなると、
消化不良食欲不振→免疫力低下→さまざまな春の不調・・
とつながっていきます。
さらに、肝といえば「キモ」。
キモが据わる、肝っ玉、なんていう言葉もあるように、
「精神が安定している」=「肝臓が正常」ということ。
風によって肝臓が不安定になると精神が安定せず、
イライラ、落ち込み、鬱・・につながります。
このように春の鬱は風のおさまる4月には自然と治るものなのですが、
これが5月まで続くと「五月病」という正式な病気と診断されます。
こうしてみると、人のカラダも自然と共生していることがわかりますね。
こんな春の不調を予防するために食べてほしいお野菜は「キャベツ」!
まさに今から旬の春キャベツです。
やわらかくて甘くてとってもおいしいですよね。
キャベツには脾胃の機能を補助したり、
消化を促進させる作用があります。
肝臓が狂って脾胃の働きが落ちている状態を助けてくれるのです。
昔の詩人のほとんどが医学者であったといわれますが
その中のひとり、古代ギリシャのヒポクラテスは
「キャベツは人の精神を豊満にし、心身を愉快にするもの」
と表現しています。
今までのお話しを理解していただけたら
「胃腸によいこと」を伝えていることがわかりますね。
キャベツはお味噌汁、洋風スープ、炒めもの、甘酢漬けなど
おいしく食べる方法はいくらでもあります。
是非、旬のキャベツを日々の食事においしく少しずつ
取り入れてみてくださいね。
にんじんさんより。
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