夏の終わり・・

今年の夏はお天気も不順で、各地でいろんなことが起きた夏でしたね。

暦の上では処暑となり
暑さの疲れが出ているころではないでしょうか?

蒸し蒸しとした暑さから胃腸の働きが衰えて
全身に滋養が行き届かない状態を夏バテといいます。
従って夏の終わりは、いかに胃腸に負担をかけずに滋養を取るか
ということが体にとってとても重要になります。

では、どんな食材が良いのでしょうか・・?

みなさんはこのお盆、仏さまにどのようなものをお供えしましたか?
おそらく、ぶどうや桃など・・ではなかったでしょうか。

なんとこれらが胃腸に負担をかけずに滋養となってくれる代表的な食材なんですね。
お野菜では一番暑い季節ならトマト、ちょうど今ごろではピーマンが良いですよ。
(実は野菜と果物のソムリエなので・・)

お供えしたものは仏さまが召し上がるのではなく
私たちがお下がりとしていただきますので、
意識しなくとも私たちはこうして季節や体調に合わせた食事をしているのですね。

盆踊りも、もとは無病息災を願う踊りですが
踊りはすべて医学からきているとも言われているそうです。

季節を感じ、その時々の行事や食事を大切にしてきた昔のひとたちの生活には、健康になるための智慧がたくさん散りばめられているような気がします。

今の世の中、どんどん新しいことに目が行く傾向にありますが
過去に学ぶということも大切ではないかと思いますね。

さて、季節はもう秋です。
体の中の秋支度もお忘れのないように・・

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